まちだ農園について
生産者の想い
中土佐町大野見地区は標高300mほどの中山間地であり、冷涼な気候で昼夜の寒暖差も大きく、四万十川の水も豊富に利用できることから古来から水田が広がり、美味しいお米が収穫できることで有名でした。私がミニトマト栽培を始めるまでは誰もこんな標高の高くて寒いハウス栽培に不利な場所で冬越しのミニトマトを栽培する人はいませんでした。しかし私の直感ですが、この場所でならお米と同じように美味しいミニトマトができると信じて2017年に就農しました。そして今では美味しミニトマトができるということをしっかり証明できたと自負しております。
子供の頃の思い出ですが、夏に近くにある四万十川や里山で魚やクワガタを獲ったりして
夢中になって遊んだことを思い出します。そういった豊かな自然の恩恵が今のトマト栽培の中にも生かされていることを嬉しく思います。豊富な四万十川の伏流水は美味しいトマト栽培には欠かすことができませんし、不利と思われがちな冷涼な気候はゆっくりとトマトを完熟させ、より濃厚な味に仕上げてくれます。
商品説明
四万十川源流域に位置する中土佐町大野見地区で育つまちだ農園のフルーツミニトマトは濃厚な甘みとコクがあり、皮が柔らかく食べやすいことが特徴です。
一般的には糖度8%以上をフルーツトマトといいますが、私たちのフルーツミニトマトの目標糖度は9~12%です。もっと上の糖度を追求する事もできるのですが、その場合皮が固くなりがちで食感を損なうので糖度は9~12%が最適だと考えております。
こだわり
- 樹上完熟で収穫する
お店に並んでいるトマトの多くは、収穫してから購入されて食卓に並ぶまでに数日かかるため、棚持ちをよくするために完全に熟して真っ赤になる前に収穫することが多いのですが、まちだ農園ではトマトの樹の上で真っ赤になったトマトを収穫する、いわゆる樹上完熟にこだわっています。
真っ赤に熟れることで、確実に甘みや香り、食感などは良くなりますが、完熟して柔らかくなったことで割れてしまうトマトも多くなります。それでもお客さまが「美味しい!」と喜んでくださるので続けていきます。
データに基づいた再現性のある農業を目指す
昔から農業は個々の農家の経験と感に基づいておこなわれがちであり、一子相伝の職人芸の世界であることをよしとしてきた傾向が強いように思います。ですがこれからは誰がやっても一定の再現性があり、経営の持続可能な農業を目指すべきと考え、トマトの生育調査やハウス内環境データを収集し分析することで再現性のある農業を達成することに力をいれています。そういった事が農業経営の安定性を高め、従業員の安定雇用につながると信じて取り組んでおります。
連絡先
メール:mini-toma@machidafarm.com